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10版のジーンスティーラーカルトを考える⑤:デタッチメント昇天の群勢(ホストオブアセンション

こんにちは、長野県でウォーハンマーを売っているマキヲGです。

昇天の群勢はコデックスの一番はじめに載っているデタッチメントで、オーソドックスで癖のないデタッチメントだと感じています。

なのでしばらくこれで遊んでみて、使い勝手を体感しようと考えています。

デタッチメント・ルール:完璧なる奇襲

自軍GSCユニットが増援として配置される際、次の自軍白兵戦フェイズ終了時まで、その増援内のユニットが装備している武器は『連続命中1』『遮蔽無効』を得る

名前が素敵、パーフェクトアンブッシュ。

後述しますが、策略に『ウーンズ+1』『クリティカル出目を6→5+』といったモノがあるので、併用していくことになると思います。

プリムスが持っている好きなだけリロールできる能力との相性がグンバツ!


強化

徘徊する攪乱者 15pt
各ターンに1回、装備者ユニットの9mv以内で敵ユニットが通常、全力、退却移動を完了させたとき、装備者ユニットが接敵範囲にいなければ装備者のユニットは最大D6mvまで通常移動を行える

ほかデタッチメントにも似たような策略がありますが、こちらは強化ですね。

・ジャッカルアルファスを指揮官にしたアタランジャッカルが通常移動をし、爆破作戦を行う
・単純にキャラクターを守るために使う

といった用途になるでしょうか?

ほかにもリダクトゥス・サボターやケラーモーフが相手の通常移動に反応するアビリティを持っていますが、どちらもコレを装備させる必要はなさそうだと感じました。

欠けた鎧 20pt
装備者が増援として戦場に配置されるとき、次の自軍白兵戦フェイズ終了時まで、装備者のユニット内の兵が持つ射撃武器は会心ヒットを得る

これはケラーモーフに装備させると会心ヒットを持ったまま、自軍ターンで射撃→敵軍ターンに敵ユニットが近くに移動してきたら射撃→自軍ターンにもう一度射撃ってできますね。
次の自軍白兵戦フェイズ終了時までなので、増援→射撃→白兵戦で効果切れますね。

リロールのアビリティを持っているプリムスに装備させると強そうですよね。

後述する策略『闇より来たり、闇に去る』との相性が抜群。

我らの時は近い 20pt
バトル中1回、装備者のユニットが突撃を宣言するとき使用できる
使用した場合、そのフェイズ終了時まで装備者のユニットは突撃ロールに+2の修正を受ける

GSCユニットの多くは縦深攻撃を持っているので、白兵戦をしたければ9mvの突撃を成功させないとなりません。

サイコロ2個振って9+ってなかなか難しいので、その数値が平均値の7+に下がるのはうれしいですね。

暗殺命令 15pt
装備者のユニットがキャラクターユニットを対象に攻撃を行うとき、ヒットロールに+1の修正

単純明快で強そう。

スナイパーライフルなどの精密攻撃を持ったユニットに装備させるのがよさそうですね。

どれだけ+修正をしても出目1が成功になることはないので、ケラーモーフ(射2+)にこれを装備させても射+1にはなりません。


策略

周到な罠 2CP
タイミング:自軍射撃フェイズか白兵戦フェイズ開始時
対象:そのフェイズ中に、まだ射撃や白兵戦を宣言していない自軍GSCユニット2個
効果:敵ユニットを1つ選択する(白兵戦フェイズに使用したなら、自軍2ユニット両方の接敵範囲にいる敵ユニットのみを選択できる)
そのフェイズ終了時まで対象にした自軍ユニットは、その敵ユニットにしか攻撃できない(かつ攻撃可能な対象でなければならない)
その攻撃を解決するとき、ウーンズロールは+1の修正

2CPと多いですが、自軍ユニットを2個を選択するので妥当ですね。

ネクソスが合流しているユニットを対象にすると-1CPになりお得。


準備完了 1CP
タイミング:自軍射撃か白兵戦フェイズ中
対象:そのフェイズ中にまだ射撃や白兵戦を宣言していない自軍GSCユニット1個
効果:そのフェイズ終了時まで選択されたユニットが攻撃を行う際、ヒットロール出目6だけではなく、出目5+でクリティカルになる

会心ヒットを持っているユニットを探したんですが、GSCにはいなさそうでした。

ヒットロールでクリティカルを出すとウーンズロールを振らなくてもよいため、硬くてウーンズが5~6になっちゃう相手を対象にしたときに使うといいでしょう。


穴を這い進む者 1CP
タイミング:自軍移動フェイズ
対象:そのフェイズ中に縦深攻撃で戦場に配置される自軍GSCユニット1個
効果:選択されたユニットをあらゆる敵ユニットから水平に6mvより離れている任意の位置に配置できる
バトルラインならその距離は3mvになる
制限:この策略の対象ユニットは、そのターン突撃が宣言できない

デモリッションチャージの射程距離まで安全に降りられる策略。

突撃はできないのでお相手のターンにカンタンに撃破されちゃうと思いますが、そこは教団の奇襲がありますね。

お相手の移動をジャマするために、道をふさぐように配置したりしそう。


待ち伏せ 1CP
タイミング:敵軍側移動フェイズ終了時
対象:自軍教団の奇襲内にいるGSCバトルラインユニット1個
効果:そのフェイズ終了時まで教団の奇襲マーカーを使って選択されたユニットを配置するとき、その教団の奇襲マーカーに全体が収まり、かつあらゆる敵ユニットの接敵範囲から遠く離れている戦場の任意の場所に配置する

教団の奇襲で配置できるタイミングは敵軍側増援フェイズ終了時なので、それよりも早く降ろすことができます。

あとは教団の奇襲の場合、敵から9mv離れている必要がありますが、こちらは

・教団の奇襲マーカーに収まっていて
・接敵範囲に入っていなければOK

なので、配置できる場所の自由はありますね。


闇より来たり、闇に去る 1CP
タイミング:敵軍側射撃フェイズ中、敵ユニットが射撃を行った直後
対象:その攻撃ユニットから1回以上攻撃対象に選ばれた自軍GSCインファントリー1個
効果:選択された自軍ユニットを戦場から取り除き、戦略的予備戦力に配置する

これ楽しそうですけど、射撃の対象として選ばれたときしか発動できないのがネック。

戦場端にユニットを出した場合、敵に無視されてしまうとそのあとの移動が大変になります。

次の増援フェイズに出てこれるので、デタッチメント・ルールの連続命中1遮蔽無効が適用されますね。

また、攻撃対象がいなくなってしまった敵ユニットは、対象を選び直すことができます。


2024/7/19加筆

やっぱり使いやすいデタッチメントでした。

思っていた通りプリムスとの相性がよく、ネオファイトハイブリッド20体(マイニングレーザー2、サイズミックキャノン2、グレネード2、ウェバー2)+プリムス+ネクソスを縦深攻撃で配置したときに、耐4のマリーン相手に20傷以上の火力を出せました(強化:欠けた鎧を忘れてた笑)。

詳細はこちらのイベントレポートをご覧ください。


ネオファイトのウォーギア:マイニングレーザーについて

まずは基本スペックから。

36mv
回1
射5+
攻10
貫通-3
ダD6+1

回は1しかなく射5+と当てにくい。

攻10は魅力的ですが、貫通-3とダD6+1はバトルラインなどを対象にしたときはオーバーキル感がありました。

致命ダメージではないので、当たったとしても1体しか倒せませんしね。

GSCにはアボミナントとビークル特攻を持っているアコライトハイブリッド(ピストル)がいるので、硬い相手はそちらに任せてしまってもよいかもしれません。

そのため次のゲームでは、ネオファイトにサイズミックキャノンとヘヴィスタバーを装備させ、相手のバトルラインを狙う戦い方を試してみます。


もしくはロックグラインダーの装備を火炎放射にしてバトルラインを任せてもいいのかな?

今までヘヴィマイニングレーザーしか選択肢に入れてなかったけど、ロックグラインダーの火炎放射は貫通持っててそこそこ強そう。

火炎放射→突撃(激突)→白兵戦ってやれば、バトルライン撃破できないかな?

こっちも試してみよう。

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