先日銀行に用があり駐車場に入ろうとしたのですが、入口を塞いでいる車がいたので「邪魔だなぁ」と思いながら駐車→銀行に入ったら、受付の子に不機嫌そうにしていた顔をバッチリ見られました。
こんにちは、マキヲGです。
悪い感情を表に出すと損しかしない、と改めて実感。
最近テーブルトップでMTGをやる機会を増やし、レガシー、EDHと新しいデッキを作っています。
やはり対面でやるMTGは良いものですね。
・・・からの2021/5/13、ウィザーズからWPN店舗での大会中止が発表されてしまいました。
5/12頃に完成間近となっていた【遺跡の盗人、アノワン】のデッキが、早くても6月まで使えなくなってしまったためブログに記事を書こうと思いました。
本当は対戦をして、試行錯誤をしてから記事を書こうと思っていましたので、ここに書いてある事は「相手のいない一人回し」「机上の空論」になります。
それでも良ければご覧ください。
●僕の紹介するジェネラルのデッキレベルは、自分では7-8だと思っています。
【遺跡の盗人、アノワン】というジェネラル
ゼンディカーの統率者デッキに入っている青黒2色の伝説のクリーチャーです(以下アノワン)
他の「ならず者」を+1/+1するロード能力
「ならず者」の攻撃が通ると、そのダメージ分切削→切削でクリーチャーが墓地へ落ちるとドローできる
という能力を持っています。
まず考えたのは「ジェネラルをいかに早く戦場へ出すか?」です。
●「アノワン」が戦場にいればアドバンテージを稼いでくれる(可能性がある)ため、ジェネラルを唱えるのは早ければ早いほど良い
→2ターン目をマナ加速に使い3ターン目の「アノワン」着地を目指す→そのため2マナ圏のクリーチャーよりも2マナのマナファクトを優先
→「宝石の睡蓮」があれば1ターン目に着地できるので採用(「宝石の睡蓮」は単色2色ジェネラルにとって、とても良いカードだと思います)
●遅くても3ターン目に「アノワン」を出し、その前のターンに出していたクリーチャーで殴ってドローがしたい
→1マナの「ならず者」「多相の戦士」は可能な限り採用し、その中でも「ブロックされない」「飛行」などを持ったクリーチャーを優先。
●その他、活躍してくれそうな優秀な「ならず者」たち
5/16追加:「ヤスデ団」くんにも期待してます。
●攻撃が通り続ければ手札が増える可能性があるため、「意志の力」などの多少損をしても「アノワンを守るカード」を採用
とデッキを作っていきました。
採用を検討しているカードたち
「ならず者」を並べてアグロはできても、対戦相手3人全員を倒すまでにどうしても時間がかかってしまうと思われます。
そのため「相手に対応できるカード」か「自分のクリーチャーを強化できるカード」の採用を考えています。
ただ残念ながら「ならず者」たちはそこまで器用ではないようで、相手に対応できそうなカードは「やっかい児」くらい?(他にあれば教えてください)
「やっかい児」もすべてに対応できるほど万能ではないので、以下のカードの採用を検討中です。
クリーチャーはいずれも「ならず者」ではないですが、やむなしという所です。
●汎用性の高いETB持ちの「造物の学者、ヴェンセール」や「虎の影、百合子」
→「虎の影、百合子」はヴェンセールなどのETBクリーチャーを戻す予定のため、今のところ優先順位は低いです。
→「ヤスデ団」も使い回したら楽しそう。
●「アノワン」を直接強化する各種「剣」や「恐君主の兜」
→切削でのライブラリーアウトを目指すなら一貫性を持って「肉体と精神の剣」ですが、相手のデッキにエルドラージ系クリーチャーが入っているだけで勝てなくなるため検討中。
「恐君主の兜」は直接「アノワン」を強化して、殴って勝てるのかどうか?を試してみたいカードです。
強そうですが各種剣と違って「アノワン」が除去されてしまうと、使い回しができないのが残念なところ。
ストリクスヘイヴンのカードはシャドウムーア辺りの対好色カードと相性が良いですね。
「暗号」と「魔技」
ストリクスヘイヴンで「魔技」という能力が登場し、レガシー環境で「煙霧の連鎖」を使ったコンボが話題になりました。
調べていくと、個人的に「魔技と暗号も相性が良いのでは?」と考えました。
「アノワン」に限らずジェネラルを主体として横展開していくデッキは、どうしても全体除去に弱いです。
攻めるために手札を使い、それが捌かれると負けてしまう。
「アノワン」には疑似ドローが付いているため全体除去を食らっても持ち直すことが可能だと思っていますが、その手助けをしてくれるのが「暗号」
そして「暗号」と相性が良さそうな「大魔導師の名誉教授」
この辺は実際に対戦してみて、調整しなければならないと思っています。
もしかして「生ける伝承」も魔技と相性が良い?
「虎の影、百合子」との違い
いま想像できる問題点は、同じような能力を持った青黒のジェネラル「虎の影、百合子」との差別化だと思います。
「アノワン」との違いは
①忍者が戦闘ダメージを与えれば必ずドローできる
→「アノワン」はダメージ分の切削→クリーチャーが墓地に落ちなければドローできない。
②「上忍術」で2ターン目にほぼ確実に戦場に出せる
→「ならず者」に限らず、優秀な低マナのクリーチャーを採用できる。
③何度除去されても「上忍術」で2マナで出てこられる
→忍術用の攻撃クリーチャーがいなければ素出しすれば良く、応用が利く。
④「ならず者」には部族ソーサリーや装備品があるが、忍者にはない
⑤ただし部族ソーサリーなどがあるにはあるが、ゴブリンと違い確定サーチができない?
→確定ではないが「ならず者」をサーチできるカードたち。
⑤「ならず者」の方が「忍者」よりもクリーチャー数が多い
→2021年5月現在、青黒の「ならず者」が207種「忍者」は22種と、10倍くらい差があります(数は間違っているかもしれません)
→多ければ良いというものではありませんが、選択肢が多いに越したことはないと思います。
「虎の影、百合子」の方がぱっと見は強そうですが、「アノワン」にしかできなさそうな事もありそうです。
また「虎の影、百合子」のデッキレシピを見ていると、「秘儀での順応」というカードが入っている事があります。
クリーチャータイプを変更するだけのカードでキャントリップも付いていないため、個人的には採用したくない部類のカードだと思います(採用していない人もいると思います)
「虎の影、百合子」のEDHを使用したことが無いため詳しくわかりませんが、「忍者」というクリーチャーが22種しかいないためこういったカードを使用しないと全体除去を通してしまった後のリカバリーが難しいのかもしれません。
いままで作ってきたEDHたち
いままで「アンデッドの大臣、シディシ」や「ギトラグの怪物」「エインジー・ファルケンラス」といったEDHを作ってきました。
「シディシ」は「織端の石」をサーチ→「影生まれの使徒」で、わちゃー
「ギトラグ」は「ダクムーアの回収場」を全力でサーチして、わちゃー
「エインジー」も全力で2ターン目着地を目指し、わちゃー…
丁度「ストリクスヘイヴン」が発売され色々なジェネラルが追加された4月、新しいEDHを作ろうとジェネラルの能力を見ていました。
そんな中、ふと「ゼンディカーの夜明けの統率者デッキ」を調べた事がありました。
商品を仕入れた側からすれば「2200円で統率者が始められると評判は良いみたいだけど、まったく売れん商品だなぁ」くらいの商品でした。
ところがジェネラルの能力を見ると「疑似だけどドローが付いている」「4マナ2/4ロードと重すぎないマナコスト」
キチンと「不利な盤面でも、巻き返しができるようなジェネラル」として作られていることが分かりました。
同じように2200円デッキの「ムル・ダヤの祖、オブーン」は手札が無い状態でのドローが土地でも大丈夫なように、
「エルフの刃、ラスリル」も手札がなくなったとしても、ジェネラルだけで戦える良いデザインだと思います。
この辺で「今まで作ってきたようなコンボジェネラルではなく、きちんとアドを稼いで戦うジェネラル」に興味が出てきて、今回の「アノワン」作成に至ります。
最後に
「アノワン」デッキを作っていて、自分では「いいデッキができた!」と思っています(実際対戦したらボコボコにされる可能性もありますが笑)
また「既に発売していた商品の魅力を見つけることができた!」と思っています。
「ストリクスヘイヴン」の発売と同時に「統率者2021」も発売になりましたので、「アノワン」の他にもEDHを作ってみようと考えています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
不定期すぎる更新頻度ですが、また読んでいただけるとうれしいです。
最後に、BASEに当店にある統率者デッキを出品しています。
送料無料には5000円以上購入していただけるとなります。
よろしくお願いします。
【EDH 遺跡の盗人、アノワン】デッキリスト | マキヲGブログ (makiwog.com)
5/17(月)デッキリストを追加
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